ハスラーはもはや軽SUVワゴンの代名詞と言えるほどのクルマとして脚光を浴びてきましたが…。なんと2017年12月発売のハスラーはハスラーワイドに生まれ変わり、コンパクトカーへと進化するという情報を得ました。
早速、この情報をもとに、関係先取材を行い、このクルマが一体どんなクルマなのかに迫ってみたいと思います。
目次
自動車専門誌以外も注目する「ハスラーワイド」
自動車専門雑誌のみでなく、工業界全体の動きをウォッチする業界専門誌である日刊工業新聞も、ハスラーワイドに注目。早速、その記事が掲載されました。
以下、掲載記事
スズキは軽自動車「ハスラー」の第2弾と位置付ける新小型車を開発し、早ければ年内にも市場投入する。ハスラーは軽ワゴンとスポーツ多目的車(SUV)を融合した個性的なデザインで新市場を切り開いた。排気量1000ccクラスの新型車の投入により、注力する国内小型車販売に弾みをつける。
新型車は軽自動車より排気量が大きい1000ccクラスのエンジンを搭載。マイルドハイブリッド車の設定も検討する。デザインはハスラーを踏襲するが、車名は別とする案が有力。小型車の主力工場である相良工場(静岡県牧之原市)で、12月に量産開始する計画だ。
軽自動車の乗車定員が4人であるのに対し、小型車版は5人の乗車が可能になる。エンジン出力が高まり、室内空間や荷室も拡大するため、用途がさらに広がりそうだ。
ハスラーは街乗りだけでなく、レジャーやアウトドアに活用できる「遊べる軽」として人気を博した。発売直後は納車待ちを解消するため急きょ増産体制を敷いたほどで、現在も安定した販売を維持する。
2014年1月の発売以来、17年4月末までの累計販売台数は約32万台。日本自動車殿堂カーオブザイヤー、RJCカーオブザイヤーなどを受賞し、スズキを代表する車種となった。競合メーカーからも同様のカテゴリーの車種が投入されている。
スズキは16年度に国内の小型車販売で初めて年間10万台を達成。鈴木俊宏社長は「安定的に10万台をやり切る力をつけ、17年度も記録を更新したい」と意欲を示す。国内のSUV人気も追い風。ヒット車のデザインを受け継ぐ新型車を計画達成の切り札とする考えだ。
<出典:日刊工業新聞>
軽ではなくコンパクトカーへの進化
ハスラーというか、スズキというか…。イメージは軽四!がしかし、今回市場に投入するのは1Lのコンパクトカー。
更にマイルドハイブリッドも搭載ということで、よりパワフルかつ、環境に考慮したクルマへと進化を遂げるもよう…。
その精悍で、力強い個性的なフォルムからして、軽自動車に留め置くのはもったいないなんて個人的には思っておりましたが…。
「遊べる軽」の愛称は様々なシーンで、まさに大人の遊びに多様性を齎したクルマとして、発売以来、注目、評価されてきましたが、現代人の多様化する遊びへの対応の早さも素晴らしい!この素早い変化への対応こそ、スズキの持ち味かもしれません…。
新型 ハスラー ワイドのパワートレインとは?
マイルドハイブリッド車とガソリン車をまず発売し、その後、ハイブリッド車を投入する可能性があることを関係先は示唆しましたが…。
エンジンはイグニスと同様のデュアルジェット エンジンを搭載する可能性が高い模様です!
新型 ハスラー ワイドのスペックとは?
全長x全幅x全高(mm):3700×1690×1615mm
ホイールベース(mm):2435
定員:5名
エンジン:1.0リッター直列3気筒ターボエンジン K10C型
最高出力:111ps
最大トルク:16.3kg.m
駆動方式:FF / 4WD
JC08モード燃費(km/L):20.0
トランスミッション:CVT / 5AGS
エクステリアデザイン予想
実は、スズキ関係者から入手できた写真は1枚のみ…。以下は関係先への取材を通じての情報となります。
そんなコメントが関係先から寄せられました。
新型 ハスラー ワイドのインテリアについて
こちらに関しては残念ながら、公式に発表されている情報はありません…。
が、同じく関係先からのコメントとして…。
「ゴツゴツしたあのハリアーの印象とは少し異なり、居住空間の快適性は重視してゆく予定」とのこと、どのような進化となるのか注目です。
アウトドアファンのみならず、街乗りに個性的な車で登場したいという若者、ニューファミリー世代の期待に応えれるような進化であってほしいと思います。
燃費・価格・発売日は?
まず、燃費から…。
予想は、現行車同等の32km/L…。
それはパワートレインに起因するもの..。
価格は、現行ライバル他車との兼ね合いから
130万円~210万円ではないか?
続いて発売日は、2017年の12月前後ではとの予想…。
これが編集部と筆者が検討した結果です。
新型 ハスラー ワイドのまとめ
リリースはなされながら、なかなか詳細情報を集めることが出来ないその理由とは…。
やはり、スズキがある意味社運を賭けて投入するクルマだけに、安易に情報を先行させるわけにはいかないという事情がある模様です。たぶん、発売日前には周到なティザー告知がなされる筈。正確な情報はそこからキャッチアップしたいと、編集部も、筆者も考えています。
とにかくこのクルマの使い勝手の良さは随一。
それが損なわれることなく、進化して欲しいというのが筆者の願いです。
コメント
ハスラー3年目車検を7月に受けました。
その間、各社から発売される新車に心奪われながらも、ハスラーワイドの登場を信じ待ち続けました。
どうかハスラーのコンセプトと魅力が失われない車でありますように!
気に入ったら、一番乗りで契約します!
そうですか!やはりハスラーファンの皆さんにとって、今回ワイドになり、「遊べる軽」から
更に「遊べるリッターカー」への進化は、楽しみですよね!
試乗などできたら、そのインプレッションなどをお聞かせいただけると幸いです。
コメントありがとうございました。