これまで日本の自動車業界を支えてきたミドルクラスセダンのフラッグシップとも言えるカローラが、一体どのようにその姿を進化させるのか?
その模様について今回のコラムではお届けしようと思います。
目次
最大の変化はグローバルプラットフォームの導入による3ナンバー化?
一部、報道や自動車専門誌の情報によると、2018年以降、フルモデルチェンジとなるカローラシリーズのクルマには、プラットフォームとして、グローバルプラットフォームとして開発された、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー=TNGAが採用される見込みとのこと…。
そしてこのTNGAの採用により予想されるのはボディサイズのアップで、ミドルセダンもその伝統は継承しつつも3ナンバーの多少大型セダンへと移行する予感がします。
これまで比較的運転しやすく取り回しのいいセダンという印象のあったカローラですが、果たしてそのあたりがどうなのか?は気になるところです。
全長:4,620mm
全幅:1,740mm
全幅:1,460mm
ホイールベース:2,700mm
新型カローラのパワートレインは3つのラインアップが登場?
今、予想されているパワートレインのラインナップは以下のとおりです。
種類:直列4気筒
排気量:1,496cc
最高出力:109PS/6,000rpm
最大トルク:136Nm/4,800rpm
種類:直列4気筒ターボ
排気量:1,196cc
最高出力:116PS/5,200~5,600rpm
最大トルク:185Nm/1,500~4,000rpm
種類:直列4気筒
排気量:1,797cc
最高出力:98PS/5,200rpm
最大トルク:142Nm/4,000rpm
モーター型式:1Nm
モーター最高出力:72PS
モーター最大トルク:163Nm
つまり、簡単にいえば
・1.5Lノーマル
・1.2Lダウンサイジングターボ
・1.8Lハイブリッド
という個性豊かなラインアップの中から、自分の好みのクルマを選べるということになるでしょう。
そしてまだ公式発表には至っていませんが、BMWとの共同開発による、1.5L 3気筒 ディーゼルターボエンジンの搭載も検討されているという情報もあります。
つまり、BMWとの共同開発のディーゼルターボ車が仮にこのクルマのラインアップに加われば、大人しくて、清楚で滑らかなを走りを特徴とする“カローラ”に、やや粗々しく躍動感のあるクルマも加わることになり、これまでとは違った“カローラ”を体験できるという期待も高まります。
新型 カローラのエクステリアデザインは?
最大の変化は“フェイス”です!
エクステリア的には、かなり大きな“変化”が感じられ、やはり、トヨタを支えるフラッグシップのモデルチェンジに対する強い思いが表れているように思います。
新型 カローラのインテリアデザインは?
インテリアデザインに関して公表されている写真は、まだたくさんあるわけではありません。
インテリアがどのように進化するのか?非常に楽しみなところです。
安全装備やその他の装備にも注目!
安全装備には、このところトヨタ車の標準仕様とも言える、高機能安全装備である、トヨタセーフティセンスPが導入される予定との情報があります。
まだまだ、多くの進化の余地が残されているクルマと言えそうです。
トヨタ 新型 カローラの価格大予想!
1.5LのNAエンジン搭載グレード:150万円前後
1.2Lのターボエンジン搭載グレード:180万円前後
1.8Lのハイブリッドエンジン搭載グレード:220万円前後
尚、発売日の詳細は未定とのことでした…。
トヨタ 新型 カローラのまとめ
今、カローラのモデルチェンンジにおいて、社内でも様々な論議がなされ最終的にどのような着地を迎えるのかは今の段階でも結論が出ているわけではないようです。
しかし、このフルモデルチェンジで、様々な仕様の変更を図ることで、カローラが間違いなく大きな進化を果たすということは断言できそうです。
世界をリードするカローラがまず、日本の市場で誕生することへの期待が高まるばかりです。