あれ?と思われた方も多いと思いますが、この新型ラッシュのタイトル写真に、ダイハツテリオスの“影”を感じた方は相当のカーマニアと言えるかもしれません!
少しややこしい話なのですが…。
ただし、これまでのラッシュはダイハツビーゴのOEMだったので、戸惑う方も多いと思いますが、今回モデルチェンジを果たしたラッシュはテリオスのモデルチェンジ版ということです。
日本上陸は2018年秋ごろと噂されていますが、まずは、インドネシアで販売が発表されたラッシュがどんなクルマなのか?関係先取材の結果を交えてレポートしたいと思います。
目次
先代ラッシュってどんなクルマだったかのおさらい!
こちら、先代ラッシュ。そうです、どう見てもダイハツ“ビーゴ”なんです。このクルマが、タイトル写真のように大きな変貌を遂げるとは、正直、筆者は思ってもみませんでした。
つまり、先代ラッシュはアウトドア仕様の、本格SUVを目指したわけではなく、コンパクトボディの取り回しのよい、街乗りSUVを目指したのではないか?と筆者は解釈しております。
新型“ラッシュ”のスペックとは?
まずは、発表になった新型ラッシュのモデルチェンジ後のスペックをご紹介します。
全長:4,435mm
全幅:1,695mm
全高:1,705mm
ホイールベース:2,685mm
1.5L 直4 DOHC エンジン(2NR-VE)
最高出力:104PS / 6000rpm
最大トルク:136Nm / 4200rpm
駆動方式:FF / 4WD
トランスミッション:4速AT / 5MT
1.4リッターディーゼルエンジン D-4D
最高出力:67ps
最大トルク:17.3kgf.m
駆動方式:FR / 4WD
トランスミッション:4速AT / 5MT
新型ラッシュへのモデルチェンジ後も、FRから4WDの伝統は引き継がれたもよう…。 ただ、気になるのは、1.4リッターディーゼルD-4Dの出力、トルクの低さ…。
筆者の感覚としては、ディーゼルエンジンの“粘り”はもう少しこの高い出力を発揮してくれそうに思っていたのですが、少々期待外れ…。
1.4リッターディーゼルD-4D車で、悪路や天候の悪い時期、寒冷地を走ることにはやや不安を憶えます。
新型”ラッシュ”のエクステリアデザイン
とにかくビーゴをモデルとした先代ラッシュとは、大きくその趣きを変え、本格SUVカーとしての風格を感じます。
フロントグリルの豪快さ、サイドフォルムの流麗さ、リアデザインの重厚感…。本当に大きなフルモデルチェンジとなったことが伺えます。
新型”ラッシュ”のインテリアデザイン
軽快な操作性を予感させるステアリング、スポーティなギアデザイン、視認性の高いパネル周り、そして、コンパクトSUVでありながら、余裕を感じさせる室内空間…。
このクラスのSUVの割には、高級感やホスピタリティを感じさせる、“しなやかな”クルマになったのでは?と筆者は考えます。
新型”ラッシュ”の安全装備は?
ダイハツのOEMである以上、やはり安全装備はスマートアシストⅢ!
何度も紹介しているので、詳細は割愛しますが、やはり、安全装備も、現段階ではクラス最高のものが装備!
様々なドライバーターゲットを想定した充実の装備と言えるでしょう!
因みにスマアシⅢについての詳細はこちらから↓↓
ハイゼットカーゴと言えば、ダイハツが販売する、商用軽ワゴンの代表格!2017年11月13日にモデルチェンジの上、発売予定とされています。 ...
トヨタ 新型 ラッシュのまとめ
ラッシュはもはや、ビーゴをモデルとしたラッシュではなくなり、大きく進化と変貌を遂げたといっても過言ではありません。
ただし、この点は、日本導入時には改善される可能性もあるのでは?と筆者は推測します。
日本販売車がどのような仕様になるのか?、改めて注目したいと思います。